PEOPLE
モバイルスペースが
世の中を変えていく。
学生時代に描いた夢の続きを、
三協フロンテアの仲間と。
PROFILE
技術第2部
2011年入社
学生時代、設計事務所でアルバイトを経験。設計の仕事を軸に就職活動を進める中で、設計アイデアコンペにて三協フロンテアに出会う。モバイルスペースが持つ無限の可能性に夢が膨らみ、入社を決意。震災時の仮設現場から、店舗設計部門での建築設計業務を経験し、技術第2部に異動。現在は、製品設計・建築設計の意匠を担当。
「今日は5F建て、明日は10F建て」
を夢見た。
腕試しと思って参加した、学生向けの設計アイデアコンペ。そこで初めてモバイルスペースに出会いました。第一印象は、シンプルな箱。けれど、見るほどにデザイン的なかっこよさを細部に感じる。建物とプロダクトの中間、その何とも言えない造形美に惹かれ、気づけば夢中になってモバイルスペースについて調べていました。折りたたみ、持ち運べる、自由に組み立てられる。そんな独自の技術と、様々な用途事例を見て、自然とどんどんアイデアが湧いてきました。「ジェンガみたいにできないかな?」「例えばモバイルスペースで建てた5階建ての建物を、次の日には10階建てに組み替える。さらに、上層階だった5階分のモバイルスペースは別の場所へ運んで他の用途で使われたら面白そう!」難しいことを知らない学生だったからこそ、思い描いた夢。まだ実現できていないなら、自分が三協フロンテアの設計士になってその夢を叶えたい。そんな想いが就職活動を通して決意に変わり、入社を決めました。
多角的なアイデアを吸収して、
可能性を広げる。
入社は東日本大震災が起きた約1ヶ月後のこと。私の最初のミッションは、被災地に応急仮設住宅を設置する仕事でした。その後、事務所やトランクルーム、展示場など様々な用途の設計を経験。現在は、製品設計・建築設計の意匠を担当する部署に所属しています。特に近年は、デザイン性へのニーズが高まっており、それを見据えて三協フロンテアでもデザインに携わる人材の採用と育成に力を入れています。視覚的な美しさはもちろん、快適性、機能性への追求、さらには地球環境への配慮。関わるメンバーの様々な経験と多角的なアイデアを掛け合わせ、製品のバリエーションが多様化しています。例えば、場所や時間にとらわれない新しい働き方・住まいを実現する製品「MS NOMAD」や、当社の最新技術が詰め込まれたフラッグシップモデル「MS1」の開発、自らを実験対象とした新本社「MS CAMPUS」など。モバイルスペースや三協フロンテアの可能性を広げるために、私たちの意匠開発がいかに重要か。やりがいと誇りを実感しています。
対話こそが、
イノベーションを起こす。
MS1の開発で、可能性をひらいた印象的な体験があります。それは、壁となるパネルとエアコンが一体化したエアコンパネルの開発をしていたときのことです。僕がデザインを担当し、技術第3部の後輩が設備機能を担当。デザイン優先でも、機能優先でもない、両者が妥協せず交わるところを1ヶ月近く模索していたんです。その日は、締め切りも迫っていたので、夜遅くまで打ち合わせをしました。けれど行き詰まってしまって…このままでは埒が明かないと一旦解散することにしました。そして、翌朝。お互いに「これ新しく考えてきたんだけど」と案を持ち寄ったんですね。そしたら、全く同じ案を考えて来ていて。男二人で「これだ!」と感極まりました。デザインと設備機能が妥協なく組み合わされる第三の可能性が見つかったんです。「AとBを足して、Cのイノベーションを起こしなさい」とよく言われるのですが、これがイノベーションなのか、と実感しました。それ以来、他部門との意見交換をなるべく重要視して、多角的に考えたうえで本当にいいと思えるサードアンサーを探すよう心がけています。
世の中を変える製品を
ここから生み出す。
今、三協フロンテアは、可能性の矢印がいろんな方向に向いています。10年前と今では、モバイルスペースは全く違うものになっていて、無理だと言われていた3階建ても実現。内装や家具も自社で設計できるようになり、開発の幅がどんどん広がっています。ただし、どれだけこだわってつくっても、作品で終わってしまってはいけません。工業化製品として、人々の暮らしの役に立たなければ意味がないのです。つまり、製品の“工業化”にこそ大きな意義があります。それは職人の技術に頼らず、大量生産で安定した品質を提供できるものづくり。“建物”に対する考えをがらっと変えることができる挑戦です。高価で買うのに勇気がいるものだったものが「ちょっと買ってきて」というように身近で手軽なものになっていったり、「こんな空間の使い道もあるかも!」という新しいライフスタイルが生まれたり。モバイルスペースを通して世の中が変わり、みんなの暮らしの後押しになっていく。そういった未来をリードするのが、三協フロンテア。チャレンジングなことをできる製品と技術と環境があり、イノベーションを起こしていこうという風土がここにはあります。私自身もモバイルスペースの可能性を信じ、新しい挑戦をし続けたいです。
VOICE
好奇心・探究心に溢れた、
ポテンシャルのかたまりです。
開発者として重要な気質である好奇心・探求心に溢れ、仕事に対して主体的に、誠実に、責任感をもって行動でき、これからもどんどん成長していくポテンシャルしかありません。三協フロンテアを牽引するデザイナー・エンジニアとして活躍し続けていくであろうポテンシャルを最大限に発揮してください。
SCHEDULE
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8:00
出勤
(ホットコーヒーを飲んで、一日のスイッチを入れます) -
8:30
メールチェック
-
9:00
進行中プロジェクトのプロジェクトマネジメント
(タスク進捗チェック、図面チェックなど) -
11:00
設計意見交換
(どんどんホワイトボードを使って、色々な情報を可視化して前に進めます) -
12:00
昼休憩(MSカフェのご飯、おいしいです)
-
13:00
担当プロジェクトの設計、作図、手配など
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15:00
製品製作関連の手配
(工場・協力会社とのやりとり) -
16:00
プロジェクトチームでの開発定例ミーティング
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17:00
自グループ内のアウトプットチェック
(図面チェック・デザイン確認他) -
18:30
メールチェック他・日次進捗管理・退社
(退社したらどれだけ遅くても、愛犬とコミュニケーションをとります)
-
8:00
出勤
(ホットコーヒーを飲んで、一日のスイッチを入れます) -
8:30
メールチェック
-
9:00
週次ミーティング
(部門全体の予定報告・意見交換) -
10:00
グループ内週次ミーティング
-
11:00
進行中プロジェクトのプロジェクトマネジメント
(タスク進捗チェック、図面チェックなど) -
12:00
昼休憩
-
12:30
移動
-
13:00
週次個人面談(部長とGL)
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13:30
面談(GLとスタッフx4人分)
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17:30
担当PJの設計、作図、手配など
-
18:30
メールチェック他・日次進捗管理・退社(退社したらどれだけ遅くても、愛犬とコミュニケーションをとります)