メーカーの工場や建設現場への人材派遣など、幅広い分野で事業展開されている株式会社エイジェック様が運営する民間スポーツ科学施設「エイジェックスポーツ科学総合センター」の教育・研修エリアに、三協フロンテアのユニットハウス 「MOBILE SPACE」をご採用いただきました。この施設は、アスリートをはじめ、一般のお子様から高齢者まで、スポーツ医・科学に基づく最先端テクノロジーを駆使し、トレーニングや動作解析、治療、メンテナンスなど、さまざまな側面からサポートを提供する複合施設です。
「地域街づくりの一環として、全国や世界からトップアスリートが集まり、子どもから高齢者までが健康に過ごせる施設にしたい」という思いが込められたこの施設。建設の経緯や今後の展望について、上席執行役員の江部様にお話を伺いました。
「短期間での完成が可能であり、将来的に増築もできるMOBILE SPACEを採用しました。展示場で実際に製品を確認した際、内装や納期、コスト面が条件に合ったことと、迅速かつ柔軟な対応が決め手となりました。」
MOBILE SPACEは、建築工程の約80%を工場であらかじめ生産する工業化建築です。この仕組みにより、在来工法と比べて施工期間を約半分に短縮でき、短期間での建設を希望されるお客様にも多く選ばれています。
「将来的には専門学校の実地として、フロアのカスタマイズや、クラスの増設なども考えています。」
事業の成長に応じて建物自体も変化できる点が、MOBILE SPACEの大きな魅力です。例えば、利用者が増え建物の規模を変更したい場合は、増築やカスタマイズできることはもちろん、立地の変更などが必要になった際には移設することも可能です。事業拡大を視野に入れたエイジェック様のご要望に、柔軟に応える建物に仕上がりました。
実際に施設を利用している方にもお話を伺いました。
「食堂やロッカールームなどがひとつにまとまっており、使い勝手がいいです。大きい部屋もあれば、面談や打ち合わせがしやすい小さい部屋もあり、選手も喜んで利用しています。」(管理栄養士 佐藤様)
「食堂で一緒にご飯をつくったり、食べながらその日の練習の話や他愛のない話ができるところが良い点です。同じ建物内でシャワーが使えるところも気に入っています。」(エイジェック硬式野球部マネージャー 梅田様)
選手同士がコミュニケーションを図る場としても活用され、使い勝手の良さを高く評価していただいています。
スポーツにおいて、コミュニケーションは信頼関係の構築やプレーの戦術内に非常に大きく影響すると言われています。選手たちが自然と集い、リラックスしながら意見交換や交流を深められる空間は、チームワークの強化や個々のモチベーション向上にもつながっているのではないでしょうか。
「この複合施設の建設は、地域街づくりの一環だと思っています。この場所が地域住民やトップアスリートの集う場となり、健康的な街づくりや地域の活性化に寄与することを目標としています。食堂や教室などの多様な用途を通じて、幅広い年齢層に貢献できる場となることを期待しています。」
今後も地域とともに成長し、年間1万人が利用できる施設運営を目指すエイジェック様。三協フロンテアは、お客様に寄り添い、迅速かつ柔軟なサポートを通じて、お客様の夢の実現に貢献します。