IT業界で、「ソフトウェアの開発」「デジタルマーケットにおけるコンサルティングの提供」「エンジニアリング」の3本を軸に事業を行うブリスコラ様。今後の日本には、重要なデータを保管する分散データセンターが多く必要になると見越され、その第一歩として実証実験の建屋に「MOBILE SPACE」をご採用いただきました。三協フロンテアを選んでいただいた経緯や、分散型マイクロデータセンターの今後の動きとともにモバイルスペースをどのように活用されていくのかなど、株式会社ブリスコラの末貞様にお聞きしました。
「ゼロから設計して住宅のように建てるパターンがいいのか、モバイルスペースがいいのか、比較をしていましたね。もちろんデータセンターというのはものすごい強固に頑丈に建てなければいけないというのが業界の常なのですが、私は真逆の発想で、簡単に建てて作っていくようなデータセンターというのが必要だと考えており、俊敏性を重要視できるモバイルスペースでの建築を考えました。」
モバイルスペースは、建築工程の約8割を自社工場で生産する工業化建築物です。そのため、職人の腕に左右されない品質の安定性、かつスピーディーな施工が実現可能です。また、頑丈な鉄骨造のため、耐震性や耐風性に優れた高強度な建物をご提供できます。
データを保管するだけに頑丈な建物も必須ですし、分散型マイクロデータセンターの需要が上がるにつれ、全国的な規模で迅速に対応できる点が大きな決め手になりました。
実証実験として、今後も別の場所に展開を考えているブリスコラ様。
「都市としての主張をどのようなデザインで実現するかといった、デザイン性はやっぱり重要。内装も、私たちのやりたいことを実現できる柔軟性がモバイルスペースにありました」
MOBILE SPACEは、豊富なオプションをご用意しており、多彩なニーズに対応可能です。
今回は、FIX窓パネルや高い天井高を確保するハイタイプフレームを採用いただき、開放感あふれる快適な空間を創り出しています。
「高い天井というのがやはり快適な空間を作れるポイントなので、そこも選んだ理由の一つです。」
「個人情報をはじめ、バーチャル世界の情報は、日本国内のサーバーに保管されていることが、今後求められてくると考えています。その情報を適切に保管するために、今回建てたような分散型マイクロデータセンターが、今後より必要になってきます。モバイルスペースを使ってまずは日本でどう展開していくかを考え、さらには世界にご提供していければと思います。それをこのモバイルスペースで実現できるといいなと思っています。」
MOBILE SPACEは工場で生産する規格建築物です。用途にあわせた最適な仕様を量産することも容易です。日本国内はもとより、世界中へスピーディーに展開することも可能となります。
様々な場所に、大小異なるモバイルスペースを設置したいと希望されるブリスコラ様。今後も三協フロンテアは、お客様をより近くで迅速にサポートし、ともに夢を実現できる存在を目指します。