地域密着型の医療・総合リハビリテーションを提供される「季美の森リハビリテーション病院」様。新型コロナウィルス対策の一環として、新たなリハビリスペースの増設に三協フロンテアのユニットハウス 「MOBILE SPACE」を採用いただきました。
採用のポイントとなった「スピード施工」「柱のない広々とした空間」について、また実際に利用された患者様の声を、院長の伊達様と理学療法士の川村様にお聞きしました。
「もともと病院の一部を使いながら、通所リハビリテーションも提供していました。しかし新型コロナウィルスの影響で、入院患者様と分けるために、通所のリハビリを制限する必要がでてしまいました」
入院患者様の感染対策を行いながらも、リハビリに来れない通所患者様の体力が落ちてしまう事も危惧された伊達様。
「通所リハビリを縮小するのではなく、地域医療に必要なものとして、新たにスペースを作って提供していきたいと考えました」
「新しいリハビリ棟を早急に作りたかったのですが、普通の建物を建てるには、資材や人員の確保の問題で遅れが出ていると聞いていました」と工期に関しても懸念しておられた伊達様。
工業化建築である「MOBILE SPACE」は、あらかじめ建築工程の約80%を工場内で生産。現地工事が少ないため人員や工期を大幅に削減でき、施工期間を在来工法の約1/2に抑えられます。
「モバイルスペースであれば、工期の問題も解決し十分に通所リハビリテーションの場として運用できると思い、採用しました」
現場でリハビリにあたる理学療法士の川村様に、空間でこだわった点を伺いました。
「患者様の運動には広々としたスペース、落ち着いた空間が大切です。床は木目の素材を使い、柱の無い広々とした空間を作ることができました。患者さんからも、落ち着いた雰囲気で、のびのび体を動かせて気持ちいいと好評で、本当に良かったなと思っています」
MOBILE SPACEは、最大約9m幅の柱のない部屋を作ることができます。
さらに天井高の高いハイタイプもご用意しているので大開口・大空間を実現することが可能です。また4本の柱で建物を支える構造のため、耐力壁や筋交いが不要で意匠性にも優れています。
「外観も、ルーバーのパネルでおしゃれになっていますね。単純なプレハブと違って倉庫みたいにならず、デザイン性が上がっていると思います」
最後に今後のビジョンについて院長の伊達様にお伺いしました。
「今後はこの通所リハビリの対象となる人や範囲を拡充して、事業をより大きく展開していきたいと考えています。また今後モバイルスペースを利用して運動スペースを提供したり、健康教室を開いたり、地域住民の方々に広く利用していただけるような施設として、病院全体でサービス提供していきたいと考えています」
三協フロンテアのユニットハウス 「MOBILE SPACE」は、リハビリ施設をはじめ、大空間を必要とする医療施設やトレーニングルーム、介護施設など、様々な用途でご利用いただいています。今後もお客様のあらゆるニーズに応え、魅力的な空間づくりをサポートします。