日本で英国式教育を行うインターナショナルスクールのスポーツ教育施設に、MOBILE SPACEを採用いただきました。約90名の生徒が一度に使える大空間を持つクラブハウスは、スポーツを学ぶ場、そして生徒や保護者のコミュニティスペースとして活用されています。The British School in Tokyo の施設責任者である Kevin Elliott 氏にお話をお聞きしました。
ー 鉄骨鉄筋コンクリート造、木造建築、MOBILE SPACEの3つの工法を比較検討されたそうですが、MOBILE SPACEを選んだ決め手は何ですかか?
「MOBILE SPACEは工期が3ヶ月ほどで、他工法に比べて半分の速さ。コスト面でも有利でした。また、この施設は借地に建てていて、20年くらいの利用を考えています。将来に別の場所へ移設ができたり、不要になった際は『買い取り』の制度もあるのが、モバイルスペースの強みと感じましたね。」
ー 保護者や生徒さんから要望の高かったクラブハウスを建てるにあたり、特に重視された点はありますか?
「こだわったのは2階の大空間です。多くの生徒を集めてスポーツの授業をしたり、保護者は2階から子供の試合を観戦することもできる。コミュニティスペースとして気持ちよく活用してもらうためにも、眺めが良くなるようにと考えたんです。」
2階部分の大空間は全面ガラス張りとし、1階屋上のエアデッキも組み合わせることで、さらに快適な空間を演出。広々と授業が出来ることはもちろん、グランドを一望できる解放感が魅力的なクラブハウスへと仕上がっています。
ー 今後の展望をお聞かせ下さい。
「この場所でスポーツ大会を主催したいですね。4つの更衣室があるので、少なくとも4チームは呼ぶことができる。1年に4,5回は開催したいと考えています。」
生徒のため、学校のためにと考えて作られたクラブハウスは、利用者にも大変喜ばれているとのこと。充実した施設の完成を機に、教育の幅の拡がりはもちろん、様々な活動・活用への新たな期待が高まっています。