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産業廃棄物の処理を行っている「石坂産業」様では、従業員の休憩棟の新築にMOBILE SPACEを採用いただきました。以前使用していた休憩所は、夏は暑く冬は寒い、決して良い環境といえるものではありませんでしたが、「社員が落ち着いて休める快適な空間を」という社長の強い想いでこの計画がスタートしました。
海外の大学の食堂をイメージした休憩棟は、柱のない広々とした空間に対面式のテーブルが並び、自然と会話が生まれるような空間づくりをされています。FIXガラスを多用した明るく開放的な室内、ルーバーパネルや内装で木の温かみを採り入れた空間は、従業員の方からは「カフェみたい」と高評価を得ています。MOBILE SPACEの強靭なユニット構造だからできる大スパン空間と、豊富なオプションパーツによるデザイン性。これらにより「プレハブ」という言葉が連想させるチープな建物という印象をガラリと変える、お客様の期待以上のクオリティの空間を実現することができました。
広大な敷地の約8割が森でできており、環境教育なども頻繁に行っている石坂産業様は、休憩棟の建設においても、もちろん環境への配慮をお考えでした。
MOBILE SPACEは、全工程の約8割を工場で生産する工業化建築です。現場での作業が少ない分、建設時の廃材をほとんど出しません。また、不要になった時は建物ごと別の場所に移設することができるため、解体時の廃材もほとんど出さずに、何度でも繰り返し使えるエコロジーな建物です。三協フロンテアの「MOBILE SPACEを通した資源循環型ビジネス」が、石坂産業様の「ごみを出さず、資源を循環させる」というコンセプトと一致し、MOBILE SPACEでの建設を決定されました。
石坂産業様では今後も環境をテーマにしたイベントなどを行っていくそうで、環境にやさしいMOBILE SPACEは、これからも様々な用途で活用されることが期待されています。