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食品販売店
埼玉県深谷市「富ばあちゃん」のかわいい看板、そしてシックな色合いとガラス張りの組合せが目を引くロードサイド店。ここは、大豆加工食品の製造販売を大正時代から続ける株式会社富岡食品様が運営する「おいなりさん」の販売店です。なつかしい味の種類豊富なおいなりさんが人気のお店ですが、その建物もかわいらしくカフェや美容院のようだと、訪れる方々から好評をいただいています。
おいなりさんが持つ「和風」「昔ながら」のイメージは残しながらも、女性が入りやすく若い方にも来てもらえるよう、おしゃれでかわいらしさのある店舗デザインが求められました。全面ガラスを多用したショールームのような外観は、モダンな印象をあたえるだけでなく、日差しがたっぷり差し込む明るい店内を作り出しています。
一般的に「プレハブ」というと、間取りの自由度やデザイン性が低いイメージがつきもの。しかし三協フロンテアのMOBILE SPACEは、独自の頑丈なボックスフレーム構造により壁の配置などの制約が少なく、比較的自由に間取りを組むことができます。オプションパーツも豊富で、建物用途やお好みに合わせて「選んで、組み合わせる」だけで、オリジナル・デザインの建築ができあがります。
MOBILE SPACE採用の前は、在来工法での建築を検討されていた富岡食品様。理想のデザイン・イメージに合致しながら、納期や予算をクリアする方法が見つかりませんでした。なるべく時間とお金をかけずにイメージ通りの素敵なお店をオープンするという想いに、MOBILE SPACEの持つ独自の構造とデザイン性が応えています。