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医療施設
東京都杉並区早稲田大学ラグビー蹴球部で培った医療技術を、地域住民の方々へ還元し、健康サポートに役立てたいーそんな思いから開設された「ワセダクラブ接骨院・鍼灸マッサージ院」。運営元のワセダクラブ様は、早稲田大学関連の施設や人材を活かしスポーツ振興に貢献するNPO法人です。
開設に選ばれた場所は、東京杉並・上井草駅近くの線路沿いの土地。早稲田大学のグラウンドにもほど近い好立地である反面、契約は「期間限定」で数年後には土地を返還する条件つきでした。
さらに、開院予定時期も迫っており、建設工事の時間も限られた厳しい条件の中でお選びいただいたのが、三協フロンテアの MOBILE SPACE でした。
MOBILE SPACE なら、ユニット単位に解体してトラックで移動できるから、ご利用中であっても建物ごと別の土地への移転が可能です。
また最初の建設時には、全工程の80%程までを工場で生産されたユニットが、現地に搬入されます。そのため現地工事が少なく、在来工法などに比べ大幅に工期を短縮することができるのです。
MOBILE SPACE は、このような「動かせる」特性を活かして、建築物の「レンタル」を可能にします。ワセダクラブ様もレンタルでご契約したことにより、初期の開業資金を抑えることができました。
開院から数か月、同クラブ理事の後藤禎和様は、今回の建物にMOBILE SPACE以外は考えられなかったとふり返ります。無事に開院できた今は、地域住民の方々のご利用も増え、大変喜ばれているそうです。