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トランクルーム
東京都港区都心の路地の奥にひっそり佇む、トランクルームとして利用されるMOBILE SPACEです。場所は、東京・六本木の遊休地。将来は大規模な開発が予想されますが、遊休地にしておくには地価が高くもったいないエリアです。開発が着手されるまでの期間、土地を無駄に眠らせずに収益を上げるため、トランクルームの建設が決定。近い将来の撤去時を考慮して、MOBILE SPACEが採用されました。
建設地は再開発エリアの込み入った路地の奥にあり、道路幅が狭く、大型トラックでの搬入や設置が難しい場所でした。そこで、1.8m×1.8mの特殊サイズのユニットを設計し、28個組み合わせてプランニングしました。小さいユニットが多数集まる、積み木のような建築方法になりました。
期間限定の建物を建てる際は、建設費と維持費、撤去費も含めた、使用期間に対するトータルコストが検討材料になります。MOBILE SPACEなら、施工時だけでなく撤去時についても「別の場所に移設」、「買い取りによる売却処分」など豊富な選択肢から、採算性をシュミレーションすることが出来ます。遊休地の活用に、高収益でリスクを抑えたビジネスを計画することができるのです。