PEOPLE

設備のさらなる進化で
モバイルスペースの可能性を広げていく。

PROFILE

Y.M.

技術第3部
2007年入社

工学部機械工学科卒。研究室では内燃機関に関する研究に従事。エネルギーについて学ぶ中で、地球環境負荷への関心が強くなり、地球環境への影響を意識して事業を展開しているメーカーを中心に就職活動を行う。三協フロンテアの掲げる「資源循環型モデル」というビジネスモデルが、自分のやりたいことと合致すると感じて入社を決意。現在は技術第3部にて、電気や空調をはじめとした設備開発を担当。

可動性が高いだけでなく、
地球環境にも貢献できる。

当社に興味を持つ方の多くは、不動産でありながら簡単に動かすことができるというモバイルスペースの可動性の高さに着目されるのではないでしょうか。在来の建築物とは違い、簡単に設置や撤去ができたり、状況に合わせて形を変えることもできたりと、大きなポテンシャルを持った製品であることは間違いありません。ただ、私が最も興味を持ったのは製品の特長だけでなく、モバイルスぺースを広めることで地球環境に貢献できるということ。当社は「資源循環型モデル」と謳っているのですが、製品を繰り返し使用できるため、従来の建築物に比べ、建設廃材を約8分の1まで削減することができるのです。SDGsへの意識が高まり続けている現在、そして未来において大きな可能性を持っていると感じて入社を決めました。

建物だけじゃなく
設備もモバイルできてこそ
モバイルスペース。

現在はモバイルスペースに関する設備開発を担当しています。当社の設備開発のポイントは、ただの設備ではなく“モバイルスぺースに合わせた”設備開発を行っているということ。例えば、配電盤パネル。壁と配電盤を一体化させることで、現地で簡単に設置できるようになっています。また、取り外しも容易にできるため、間取りの変更や移設の際に、建物だけでなく、設備もモバイルすることができるようになっているのです。モバイルスペースが持つ可動性の高さというポテンシャルを活かすも殺すも設備開発にかかっていると言えるかもしれません。制約がある分、難易度も高いですが、同時に腕の見せ所でもあり、面白い部分でもある。この仕事だからこそ感じられる醍醐味なのではないでしょうか。

数億規模の利益を生み出す新製品を、
自分の手で。

様々な制約の中で、価値を生み出していく。とても難しいことですが、その分お客様へも自社へももたらす価値が大きい仕事なのだと気付かされたのが、電気工事の自社製品化プロジェクトでした。従来のモバイルスペースへの電気工事は、お客様の方で電気工事会社に依頼する形となっており、当社の工事区分外でした。その工事は屋外から行わなければならず、棟数が多い場合や2階建て、3階建ての場合は大変な工事になります。100棟あればケーブル100本を用いた電気工事が必要になるのです。そこで、モバイルスぺース同士の電気を繋ぐ配電システムを開発。これにより、どれだけ棟数が多くても、配電システムに1本のケーブルを接続するだけで電気工事が完了。お客様からしても工期が短くなる上に手続きも簡略化されますし、当社も配電システムの販売で利益を上げることができます。お客様にも自社にも大きく貢献できるポテンシャルを秘めた仕事であると再確認できました。

オフグリッド化を実現し、
真の意味でのモバイルスペースへ。

設備の開発を極め、実現させたいと思っているのがモバイルスペースのオフグリッド化。オフグリッドとは電気やガス、水道といったライフラインが、公共インフラに依存せずに自給自足できる状態を指します。現在でもモバイルスペースは可動性の高さからどこにでも簡単に持ち運べますが、人が滞在するスペースとして活用するためには、ライフラインの整った範囲内で設置する必要があります。しかし、オフグリッド化が実現できればそうした制約から解放され、まさにどこにでも持ち運んで設置できる真のモバイルスペースとなることができるのです。さらに開発力に磨きをかけ、地球上のあらゆる場所で活用される製品となるために、必ずやオフグリッド化を成し遂げてみせます。

VOICE

上司からみた部下の可能性

三協フロンテアの技術を、
引っ張ってくれている。

技術第3部の1グループ、2グループのリーダーを兼務してもらっていますが、要点をしっかり押さえ先を見据えて管理してくれており、マネジメント力の高さを感じています。コミュニケーション力も高く、他部門とも円滑にやり取りができています。将来もっと大きな組織のマネジメントを期待しています。

SCHEDULE

一日のスケジュール
  • 8:00

    出社、学習 (ここ数年は英語)

  • 8:30

    朝礼、メールチェック

  • 9:00

    ミーティング

  • 10:00

    業務整理

  • 11:00

    ミーティング

  • 12:00

    昼休憩、学習 (ここ数年は英語)

  • 13:00

    資料作成

  • 15:00

    ミーティング

  • 16:00

    問い合わせ対応

  • 17:00

    終礼、業務整理

  • 17:30

    資料作成

  • 19:00

    退社

  • 8:00

    出社、学習 (ここ数年は英語)

  • 8:30

    朝礼、メールチェック

  • 9:00

    SOLIDWORKS練習

  • 10:00

    CFD解析 (流体解析)

  • 12:00

    昼休憩、学習 (ここ数年は英語)

  • 13:00

    CFD解析 (流体解析)

  • 16:00

    SOLIDWORKS練習

  • 17:00

    終礼、業務整理

  • 17:30

    CFD解析 (流体解析)

  • 19:00

    退社